Tagebuch von Zukki

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文学と小説の違いについて考えたり調べてみたりしたお話

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「文学」と「小説」の違いについて、一度は考えたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。この記事では最近私がそれらについて調べたり考えたりしてみたことについて記してみようと思います。

 

 

 

そもそも「文学」とは

思想や感情を、言語で表現した芸術作品。詩歌・小説・戯曲・随筆・評論など。文芸。

小学館・デジタル大辞泉より引用

辞書的な意味としてはこのようになるそうです。文学=芸術作品なんですね。

また、どうも「文学」はさまざまなカテゴリを含むようですが、本当にそのとおりなのでしょうか?

 

「日本十進分類法」からのアプローチ

図書館の蔵書には背表紙にXXX.XXという3桁+αの番号が記されたシールが貼られているかと思います。それは日本十進分類法による分類コードなわけですが、それによれば「小説」は「文学」に内包されるようです。図で表すとこんな感じです。

 

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まず「文学」という大カテゴリがあり、その中にどこの国のものかといった中カテゴリがあります。さらにその中には詩や小説、随筆などといったジャンルを示す小カテゴリが存在する格好です。

この小カテゴリにおいて「小説」に併記してあるのが「物語」であることから、小説=物語だと判断できます。

 

「語感」からのアプローチ

一般に「文学」というとなんだか上等なイメージや芸術性を有するものという感覚で語られがちですが、それに対して「小説」は大衆的なイメージやトンデモなものでもOKというふうに、型にとらわれない自由なものとみなされがちに感じます。

とすると、果たして「文学」は堅いもので、「小説」は軟派なものという分類方法でよいのでしょうか?

 

「純文学」とはなんぞや

そういえば純文学という単語を聞いたことがあるなぁと思って調べてみました。

日本の近代文学および文壇における独特の用語。作者の純粋な芸術意識によって書かれた文学。大衆文学・通俗文学の対義語。

コトバンクの当該ページより抜粋

これによると、芸術的なものこそが真の文学ですが、大衆的なものや俗っぽいものも一応文学に含まれるように思われます。

うーん…よくわからないぞ。

 

さしあたりの結論

個人的には、最初に挙げた日本十進分類法によるアプローチを活用して考えるのが一番だとひとまず結論付けます。文学はあらゆるジャンルを包含するもので、小説はそのうちの一ジャンルに過ぎないというものです。

 

ただし、それが芸術的であるかはどうでもいいことです。というか、そもそも「芸術的」という語の定義が人によるので、なにをもって「芸術」とするのか非常にあいまいですから、「芸術的な文学」というものもまた定義することが困難なのです。

 

まとめると…
  • 言葉を使って何かを書いたら文学
  • すなわち小説=文学

 

こうなります。

以上です。おわり。

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