Tagebuch von Zukki

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【書評】有川浩『植物図鑑』

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またしても再読本のレビューです。まあ前に読んだのはいつだったか思い出せないので実質初見ということで(おい)。

この夏には有川浩さんの『植物図鑑』に似た雰囲気の作品を…と探しながらも、その『植物図鑑』の内容はほとんど頭から抜け落ちていたので、以前ご紹介した『電車男』と同様に新鮮な感覚で読み進めることができました。

それではレビューをどうぞ。

 

 

 

概要

ある冬の日、飲み会から帰ってきたOLのさやかは自宅マンションの前で行き倒れている若い男・イツキを発見する。

「行き倒れています」

「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」

「咬みません。躾のできたよい子です」

などと云ったイツキにさやかは面白がり、半ば酔った勢いで自宅にあげてしまう。

その後の2人の関係やいかに。

山あり沢あり草原あり…の植物系の純愛物語(?)。 よくわからないと思いますが、読めばわかります。

 

コメント

「この作品ってこんなに甘くて苦くてしょっぱかったっけ…??」というのが率直な読後感です。

日常シーンは甘くて、起承転結の転あたりが苦くて、結びがしょっぱい。おやつ感覚で数々の本を消化していたあの頃の私も、この感覚を味わっていたのでしょうか(それとも普通の植物図鑑感覚で読んで、内容は適当に流していたのか…)。

 

概要に記した山だ沢だ草原だというのは、二人で暮らし始めてからの休日のお出かけ先のことです。「狩り」と称してさまざまな自然のある場所へ二人は出かけるのですが、イツキは植物にたいへん詳しいため、タイトルにある通り本書は半ば植物図鑑のような状態になっています。

 

ちなみに植物図鑑といえども園芸品種なんかが載っているわけではなく、一般に「雑草」に分類されるような植物とその調理法なんかががたくさん載っているような本なので、往時の私のように「ラブストーリー付きのレシピ本」ぐらいに、野草の調理法をメインにして読んでみてもいいかもしれません。

 

似た作品が読みたい方はこちらから 

夏季休暇中に読む本を選ぶ際に参考になったQ&Aです。

私の大学の選び方と同様に実に適当ですが、『植物図鑑』に似た作品はたくさんあるけど一番有名なのは…という選び方で七月隆文さんの『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に行きつきました。

 

『植物図鑑』に限らず、有川浩さんの作風がお好きな方はぜひこちらのページを活用してみてください。

 

 

植物図鑑
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