Tagebuch von Zukki

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【書評】岸本千佳『もし京都が東京だったらマップ』

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東京の人は京都にあこがれる」とこの本には書いてありますが、その真偽はいかに。

2015年にネット上で話題になった「もし京都が東京だったらマップ」について、その制作者がそれぞれの地域同士を結びつけた理由などを、不動産プランナーの視点から語っている一冊をご紹介します。

 

 

 

読むべき人

  • 京都への移住を検討している人
  • 京都観光にもう飽き気味の人
  • 首都圏に住んでいる人に京都の説明をしたい人
  • 京都から出たことのない生粋の京都人
  • 移住を促進する全国の行政マン

筆者はこの5点を対象として挙げています。

個人的には最初の「京都への移住を検討している人」は、移住後のミスマッチを防ぐ目的でも特に読むべきだと思います。

 

マップ自体は…

(リンク先前半にPDFあり)

これだけでお腹が膨れそうです。

オシャレで高級住宅街の北山=青山・代官山、京都大学のある吉田=東京大学の本郷、ビジネス街の烏丸=丸の内など、類似点と相違点は本文中で述べられていますが、非常に詳しく比較がなされています。そしていずれも的確に当てはめられているのに驚きを感じます。

 

コメント

「地元民は地元のことを案外よく知らない」

こういった意味のことが述べられていましたが、実際のところその通りです。

京都に住んでいるからといって京都タワーにのぼることはないですし、金閣寺に行ったことがない人もいますし、わざわざ生八つ橋を食べることも滅多にありません。

それゆえにこの本の中で紹介されていることには目から鱗なことも多かったです。

 

結局どんな人が京都暮らしに向くか

ずばりクリエイティブに生きるなら京都が合っているでしょう。企業・お役所勤めをするなら東京で暮らすのがいいと思います。

 

AppleやLINEといったIT関連企業の開発拠点も京都でひらかれつつありますし、大学でも東大と京大を比較してみるとその違いが表れています。

官僚になるなら東大ノーベル賞受賞者を多く輩出するのは京大です。ノーベル賞は新たな発見をした人に贈られるものですから、自由な雰囲気のある京都大学に受賞者が集うのは必然といえましょう。

 

「東京の人は京都にあこがれる」

冒頭でもこのフレーズを記しましたが、果たしてこれは本当なのでしょうか?

観光地としては世界トップクラスですが、住むならいったいどうなのか。気になるところです…。

 

 

もし京都が東京だったらマップ (イースト新書Q)
岸本千佳
イースト・プレス (2016-09-10)
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